かつて東トルケスタン絨毯(サマルカンド絨毯)と呼ばれた絨毯産地にホータン(khotan)が有ります。
ホータンは現在中国西域のヤルカンドやカシュガルと並ぶ都市名ですが、古代シルクロード時代からホータン王国として西の匈奴と東の漢に挟まれながらも11世紀初頭まで続いた仏教大国でした。11世紀に西から一気にイスラム勢力が押し寄せ改宗していった地域です。
下記の絨毯を見てホータンのラグとわかる方は絨毯通かも知れません。下記の様に中央に丸い紋が一つ若しくは幾つか並んでいるデザインはザクロモチーフと共に代表的なパターンです。
ペルシャンの様でペルシャンじゃない、チャイニーズの様でチャイニーズじゃない、チベタンの様でチベタンじゃないのがホータンの絨毯の特徴と言えば特徴です。

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ホータンはシルクロードの西域南道の古くて最大のオアシス都市ですが、ヒスイの一種である和田石と絹の名産地として栄えた街で西アジアのトルコ・ペルシャ、中央アジアのウズベクやアフガン、南のチベット・インド、東のチャイナからの多様な民族文化のエッセンスがミックスされて独自の世界を持つ国際都市でした。そんな地域で作られた異国情緒たっぷりなホータン絨毯が欧米の人々に高い人気があるのも頷けます。欧米のオークションハウスでは19世紀から20世紀始めに織られたホータン絨毯が高額で落札されています。欧米の人気商品ですので御多分にもれず現在アフガニスタン製の復刻品が作られて居ます。

ザクロ

ザクロ

お使い下さい!!手織り絨毯
フロムギャッベ

ホータン地区博物館

ホータン王国の地図
現在中国ウイグル自治区のホータン地区博物館には隋・唐の時代のホータン絨毯が、タクラマカン砂漠の乾燥した気候の下、良い状態で残っているとの情報が有ります。

ホータン地区博物館

ホータン地区博物館

ホータン地区博物館
