手織り絨毯

北京絨毯 / Peking carpets

最も有名な北京絨毯は紫禁城の宮廷絨毯です。明時代の現存する絨毯は30枚余りしか残っていないようです。その中でも4mx5mの最大面積のものが、パリのクリスティーズオークションに置いて8億8400万円で落札されました。五爪の龍の図案の絨毯で16...
手織り絨毯

ヘリス Heriz の絨毯

ヘリスの絨毯は一言でいうとカッコイイ!! 個性が際立っていてカッコイイ。 ギザギザと特徴ある8角星の様なメダリオンや躍動感ある幾何学模様と大胆な色彩が異彩を放ちます。 黒・白・金色のアウトラインに赤・青・緑・オレンジなどが主に使われます。 ...
手織り絨毯

手機織機ーてばた

”百聞は一見に如かず”です。 手織り絨毯と言っても作り方をまだ一度も見た事ないお客さんも結構いらっしゃるようなので手機織機を祖師谷店に持って来ました。実演に使う為に国内で購入した木製フレームの織り機です。幅130x高さ150cm程のサイズが...
手織り絨毯

寧夏絨毯 Ningxia

日本では中国製絨毯は緞通と一括りにされてしまいますが、実は天津・北京・上海・青島などの様に産地や成り立ちがペルシャ絨毯の様に様々です。様々な産地の中からウイグル絨毯・チベット絨毯は別にして中国地毯と言えばヤッパリの寧夏Ningxia絨毯を今...
手織り絨毯

アイルランドの絨毯 ドネガル・カーペット

アイルランドで手織り絨毯が作られる様になったのはイギリスで起こったアーツ&クラフツ運動によるところが大きい様です。 アーツ&クラフツ運動は大量の粗悪品を産んだ産業革命から脱皮して中世の手作りへと回帰しようと言う英国ロンドンで始まり各国の美術...
手織り絨毯

第76回正倉院展

遣唐使時代に奈良はシルクロードを通じて少なからずペルシャと人や文物の交流が有ったようですが、正倉院の宝物にはペルシャなど西アジアの物や影響を受けた物が見受けられます。 第76回正倉院展(大人\2,000)が11月11日(月)迄奈良国立博物館...
手織り絨毯

ウイグルからホラーサーン街道を通ってトルコへー絨毯の路 

シルクロードと言うと中国から西へローマを目指して絹を運ぶ為の道の様ですが、15世紀の大航海時代前はユーラシア大陸の東西を結ぶ人・物・文化全ての幹線道路でした。 そんなシルクロードと重なり合う様に続くカーペットロード(絨毯の路)と言えるような...
手織り絨毯

Christie’s London のアンティーク絨毯

久しぶりにネットで海外オークション(Christie’s London)の手織り絨毯を覗いてみました。christies.com/ja/ Christie’s London ロット200。シルクサファヴィード「ポロネーゼ」絨毯、おそらくイス...
手織り絨毯

ロシア最南端の地域タゲスタンの絨毯

ロシアの最南端にして山岳地帯と言う名の国名を持つタゲスタンですがソ連邦の崩壊後もロシア連邦下の共和国の一つになります。 この地域に馴染みのある日本人はとても少ないと思いますが、人口の30%を占めるアヴァール人を筆頭に絨毯作りで有名なタバサラ...
手織り絨毯

ドイツの絨毯事情

私の中でドイツ人が大好きな物と言えばビールと塩辛いソーセージ、そして次の次くらいに手織り絨毯です。ドイツの人々は本当に手織り絨毯が大好きなようです。寒い気候の影響もありますが、絨毯を見る目が高いのでしょう。まだ日の目を見ていなかったペルシャ...