コーカサス(カフカス)地域には聞き慣れない人種が沢山有ります。
特にアヴァール・レズギ・タバサラン・クムイクを始め30以上もの民族が住んでいるのは現在もロシア内に留まる山岳国タゲスタン共和国です。
カフカス山脈カスピ海の西岸に位置するタゲスタン共和国は古代よりシルクロードの北ルートの重要地点に位置し多民族が行き交う地域でした。19世紀後半から20世紀初めに掛けては重要な絨毯産地でありました。タゲスタンでは南部のタバサラン人・レズギ人の絨毯や北部のアヴァール人の絨毯が有名ですが、ペルシャ的要素を取り入れた南部のタバサランやレズギの絨毯と比べると北部のアヴァールの絨毯は古来のカフカス山岳民族の力強さを残した独特の文様です。タゲスタン絨毯の中でも代表的な象牙色のミフラブ絨毯や幾何学メダリオンなどとは一線を画す昆虫か爬虫類をモチーフにした魔除けデザインの絨毯は特徴的です。

タゲスタン・ミフラブ絨毯

タゲスタン・ミフラブ絨毯

ダゲスタン南部レズギ人の絨毯

タバサラン derbent 135×113 1900
Avar


Avar

Avar

Avar

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コーカサスのアンティーク絨毯はカザック絨毯として欧米では人気が高くコレクターズアイテムと成って居りますが、アヴァール人による魔除けモチーフ絨毯は特に貴重です。

お使い下さい!!手織り絨毯
フロムギャッベ
*古来タゲスタンはシルクロード北ルートの要所に当たる為、トルコやペルシャ・モンゴルの侵略を受けて来ましたが、19世紀前半には帝政ロシアの南下政策の的となり30年以上に渡る戦争が開始されますが、タゲスタン北部ギムリ出身のアヴァール人の英雄シャミール イマームがカフカス・イマーム国の3代目指導者となり北コーカサスで帝政ロシアの南下に25年間に渡って抵抗し続けたそうです。
