現在遊牧民系絨毯と言えばまず羊の毛で作られていますが、かつては駱駝の毛を使ったりゴートヘアーを使ったりされました。更に古くは牛やカモシカなどその他の動物の毛も使われた様です。数百年以上前の絨毯には如何なる動物の毛かも判明しない物まである様です。祇園祭の17^18世紀の山鉾飾りの<梅の木絨毯>も現存する判別不明ウール素材が使われている絨毯であるとの事です。一方遊牧民の100年以上前のアンティーク部族絨毯にも既にコットンが使われたり、絹の産地に近い地域ではシルクが使われていて驚きます。使える物なら何でも使ってみようと言う自由闊達な様を感じます。
遊牧民の人々は1950年代までは結構駱駝の毛を絨毯・キリムに使っていたようですね!!
非常に珍しい経糸シルクにコルクウールパイルの1950年代カシュガイの高品質絨毯です。

Kashgai 1950, fine corkwoll on silk 243 x 150
南西ペルシャの遊牧民カシュガイが1930年代に作った駱駝の毛で織ったキリムです。

camel wool 1930
北東ペルシャのバルーチ族の1890年頃のcamel-wool,goat-hairを使ったキリム

Balooch 1890 camel-wool goat-hair
北東ペルシャのバルーチ族の1890年頃の駱駝の毛(キャメルウール)ベースにアプリコット(杏子色)とオーバージン(茄子色)と言われる配色の花模様絨毯です。
南西ペルシャのカシュガイ族の1930年代のコットン製ジャジム

Striped-kashqai-Cotton jajim 1930
190x180cm
北東ペルシャのグーチャン(2020) 133×206㎝ \330,000
パイル:パートシルクウール
縦糸:シルク
北東ペルシャのバローチ族の織った1950年頃のcamel‐woolのソフレ

Balooch percia around1950 wool-camel-wool 112×104㎝
北東ペルシャのBalooch族のアンティークのプレイヤーズ・ラグですが、駱駝の毛・羊の毛・絹と使われている珍しいものです。

BELUTSCH PrayerRug Camel-Wool Ground Northeast Persia, late 19th camel-wool woolpart-silk wool,161 x 90
北東ペルシャのバローチ族の1890年頃のアンティークラグですが、キャメルウールが使われています。

Camel-Wool Northeast-Persia 1890 camel-wooⅼ 141×82
お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ