又々、さみしいニュースです。私が若い頃足繁く営業に出かけた東急ハンズ渋谷店が閉店と聞きましてとても残念であると共に時の変遷を感じます。本当に良く行きました。一頃は担当者の方から「又来たの~」と言われてしまう程行きました。
東急ハンズさんが藤沢,二子玉川に次ぐ本命の3店目として開店させたのが都心部で初めてしかも大型店舗渋谷店でした。渋谷店が開店して暫くしてお取引頂くようになったのですが、ズット人気は右肩上がりで当時ハンズの買い物袋を持って歩くのがカッコ良く、東京で新生活を初めるのに生活用品一式をハンズ渋谷店で購入するのがステイタスで有る程の人気であったと思います。そして池袋、町田、江坂、横浜店など順調に店舗は増えて行きました。東急不動産が親会社で小売業経験が無い素人集団だからこそ出来た売り方や品揃いが新鮮でヒットしたと言われて居ます。各階A・B・Ⅽフロアと続くスキップ式の店舗構造も独特の作りで楽しみに満ちて居り、つい上階までエレベーターを使わずに苦なく歩いていってしまう様でした。商品品目ごとに担当者が付き自分で仕入れて自分が販売まで責任を持つと言ったいわば「一国一城の主」スタイルは若い担当者も一生懸命活き活きと働いて居ました。多くの俳優・ミュージシャンら芸能人も良く来店し確かに渋谷文化に欠かせない店舗となっていました。東急ハンズ渋谷店を題材のクイズをハンズフリーク(freak)の人々が集まって競い合う「カルトQ」と言うTV番組も放映されました。要するに熱狂的なファンが居たという事です。
夏休みの終わりの「年に一度のお祭りハンズメッセ」ともなると商品を持ったお客さんが列の最後尾のプラカードに従ってレジにトグロを巻くように並んだ光景が風物詩でした。
やがてバブルも弾けデフレ経済と成りホームセンターや廉価家具店と言ったお店が勢い付き定価販売のハンズさんには逆風だったのか?チェーンオペレーションが導入されて各店舗の個性は失われて行きました。インテリアのフロアは失速し終には撤退してしまい私も営業に行く事も無くなりましたが、とても良く売れたし、とても楽しかった思い出の詰まった渋谷店です。
窓に吊る物も床に敷く物も!!ゴルフやカラオケまで!!お世話になりました。
竹や籐の敷物、ウッドカーペットに中国西域の絨毯、パキスタン絨毯、フィンランドの絨毯、アフガンバルーチやマイマナキリム、インドの絨毯、インド綿平織りラグにペルシャンギャッベフェアー、、、色々と販売して頂きました。本当にお世話になりました。
地域の再開発?店舗の老朽化?との事ですが、渋谷店様本当にお疲れ様でした。

お使い下さい‼手織り絨毯
フロムギャッベ

開店当初の渋谷店 後に増床された井之頭通りとの角の部分はまだなく古い木造のアパートと駐車場や数棟の店舗が有ったと記憶しています。 写真手前のオルガン坂と呼ばれている道を左に進むとパルコ方面へ、道の手前には良く行ったとんかつ十勝や路地をNHK方面に入ると中華みんみんや中南米雑貨のチチカカやカレーかスパゲッティなどの有名なお店もありました。 東急 photo museumより
