
魔除けと言われる遊牧民のサソリモチーフはアナトリアキリムやカシュガイやクルド・バルーチなどの絨毯やキリムなどに多く見る事が出来ますが左右対称の幾何学模様であることが殆どです。

一方、ボテはアゼルバイジャンやペルシャの絨毯をはじめインドやアフガニスタンなど広く使われて来た古いモチーフですが、元々何から派生したデザインなのかは諸説有って明らかでは有りません。説はゾロアスター教の火?樹が風に揺れている?松かさ?果実?などなどです。

長い歴史を持つボテの中にはmother daughter (母子ボテ)の様な変異体も有りますが、boteh scorpion(ボテスコーピオン)・scorpion boteh(スコーピオンボテ)などと呼ばれる非常に面白いものが有ります。ボテ風のサソリなのか?サソリ風ボテなのか?私には良く判りませんが、ボテの先端がサソリの尻尾のように180度曲がり、周囲にはトゲや脚の様なギザギザを付けています。





母子ボテ


ボテスコーピオン
ボテなのかサソリなのか? いつも遊牧民の素晴らしい意匠力に脱帽です。

お使い下さい!!ペルシャ絨毯
フロムギャッベ
