手織り絨毯を選ぶにあたって何よりも大事なのは①サイズと②自分と絨毯との相性の2点かと思います。
玄関・ソファの前・ダイニングテーブルセットの下・ベッドサイドなど適度なサイズで敷かないと良く見えませんし、何となくシックリこない事に成ります。玄関の全幅窮々にならず且つ小さ過ぎない様に、ソファの幅より小さくならず少し大きめを、ダイニングセットの椅子を後ろに引いた時に椅子の後ろ脚がハミ出ない様に、、、、と部屋のサイズが許すならば少しゆったり目が、豊かに感じます。
もう一つ大事なのは相性です。一目惚れではないですが、絨毯選びにはとても重要です。恐らく多くの方は”だって壊れないから”と言い乍ら30年位は使い続けることになるからです。
10年程前に一目惚れで絨毯を御購入下さいましたお客様がいらっしゃいました。家具屋さんのガラス張りの一階の店内の壁にクムのドザールサイズを展示していたら同ビルの6階辺りの歯医者さんからエレベーターで降りて来てガラス越しに絨毯が目に留まり、ほんの2分程の会話の後に”絨毯は縁だから”と言って御購入下さいました。数日後ソファの前に敷いて参りましたが、サイズもピッタリでまだまだ活躍している事と思います。
その後もお客さんから”絨毯は縁だからね”と言う言葉を時折聞きますが、確かにそうです。その意味も理解出来るようになりました。それでも絨毯屋は何処何処の産地だ！織り目が細かいとか！材料の質が良いとか！言い続けますが、国や産地、価格とか質とかより、見て触って気に入った物をご購入されるのが一番ですね。
サイズにも充分にお気を付けてご購入下さい。特に寸足らずはカッコ悪くて後悔します。
適度なサイズを把握したら絨毯屋へGo‼です。
”縁が有れば”良い絨毯が見つかります。
お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ
