手織り絨毯 一日3000結び

手織り絨毯
ギャッベとシルク絨毯

 <手織り絨毯の価格差>
手織り絨毯を御覧になったお客さんからの素朴な質問に絨毯の大きな価格差が有ります。

同じペルシャの絨毯を約60x90㎝の玄関マットで比べて見ると
シラーズ産ギャッベ絨毯が25,000円、
お手頃なカシャンやムード産ウール絨毯が60,000円、
目の細かい高級ウール絨毯タブリーズ50rajなどが120,000円、
高級シルク絨毯で300,000円といった具合です。

手に取って表も裏もよく見て頂くと納得しますよ‼
と申し上げるのが一番良いのかも知れませんが、つい産地やら材料やら結び数やその土地の物価だ人件費が、とゴチャゴチャお客様に話してしまう。どうも販売者側の悪い癖の様です。

                    シラーズギャッベ

 

 

                       シラーズギャッベ

                                       カシャン

 

 

 

 

                       ムード

                                                            タブリーズ50raj

                    タブリーズ        50raj    

https://09059437851.base.shop/items/113702224


            シルク絨毯

        シルク絨毯


<手織り絨毯の価格ー結び数に比例?>
手織り絨毯の製造は素材の確保・染色・経糸の張り込み・織り・シャーリング・洗いと言った一連の作業が有りますが、織りにかかわる人件費が其のうち最も大きい製造コストとなります。手結びの絨毯を織り進めるのはとても時間と根気の要る仕事です。

都市の工房絨毯と家庭で作る絨毯とで状況は変わると思いますが、聞いたところシラーズのギャッベ絨毯の織り子さんも一目一目細かい結び作業は目が疲れますので家事の合間に休み休み織り進めますので一日3,000強程度の結びが、良い加減の様です。
すると上記の玄関マットサイズで試算すると
平米9万ノットのシラーズギャッベ絨毯(25,000円)は4万8600ノット
平米25万ノットのカシャンやムード産絨毯(60,000円)は13万5000ノット
平米50万ノットの高級タブリーズ絨毯(120,000円)などは27万ノット
平米100万ノットのシルク絨毯(300,000円)は54万ノットですので
価格差(25,000円~300,000円)とノット数(48,600~540,000)は凡そ比例していることが判ります。(勿論、素材の違いや良し悪し、産地などによっても左右されますが、)

計算上は60×90㎝程の玄関マットを織るだけ(毛糸の用意や織機への経糸の張込み・シャーリングや水洗いなどの仕上げ作業などを除く)でギャッベ絨毯が実質16日半掛かり、シルク絨毯が216日掛かることになります。

もし日本で作ったら?
もしこれだけの手織り絨毯の作業を絨毯製作の下地のない日本で新たに始めたらとても高価な物に成る事でしょう?
頑張ってもイランの10倍?
日本製ギャッベの玄関マット25万円也‼

 


お使い下さい手織り絨毯
フロムギャッベ

 

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