- ペルシャ帝国時代の貴族たちの力を象徴するハンティング風景を描いたシェカールガー(狩猟場)と呼ばれる絨毯が有ります。草原や森の中を馬に乗った王子達がライオンや豹などの猛獣やウサギ、鹿などをパルティアンショット(バックショット)で射貫いたり、剣で突いたりする様を躍動的に描いたものです。日本で言えばお殿様の鷹狩りみたいな娯楽だったのでしょうか?
ペルシャ絨毯でも人気の伝統柄ですのでクムやイスファハン、カシャンなどは勿論ですが、パキスタン・インドなどの絨毯にも見る事が有ります。
*ペルシャ絨毯の最高峰セイラフィアン工房のシェカールガーデザイン絨毯

パルティアンショット
*パルティアンショット(Parthian shot)は、古代パルティア王国(紀元前247年 -~226年)の騎兵が得意とした戦術で、馬に跨り振り向きざま後方の敵に矢を放つ戦い方を指します。
非常に精巧なイスファハン(セイラフィアン工房)の絨毯です。高品質なコルクウール オン シルクで120万ノットで織られています。1950年頃の完璧な職人技が光るサデグ(sadegh)・セイラフィアン工房の品と思われます。

イスファハン1970

1950 セイラフィアン イスファハン

Kashan Hunting 1950 wool part-silk on cotton 306x 222

Silk クム 2000 pure silk, 156 x 102

Silk Kashmir India silk on cotton 215 x 130

Kashan 1920 wool on cotton 212×132

パキスタン 93×162 ¥99,000 ウール オン コットン
お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ
*セイラフィアン工房は20世紀の初頭にレザー・セイラフィアンによってイスファハンに作られた最も有名なペルシャ絨毯工房の一つです。ウールやシルクの材料から染色・デザイン・織りに至るまで妥協を許さない完璧を求めた結果の名声です。