イスファハン(Isfahan)絨毯のヘフト(kheft)とは

手織り絨毯

イスファハン絨毯の織り密度(ノット数)を表すのに独特のkheftヘフトと言う単位が有ります。ヘフトとは一節・一区画の様なイメージで縦の結び例100本毎に縦糸に目印になる色糸を使って12ヘフト・16ヘフト・18ヘフト  24ヘフトのように織り密度を示します。従って絨毯の織り幅に対してヘフト数が多ければ多い程高密度になります。

タブリーズなどで使われるラジ(Raj)やナインのラLa(縦糸の撚り数)ノット(knot per square inch)などと同じく産地特有の絨毯の織り密度を表す絨毯用語です。

織り密度を表すのにラジやノットを使うのと大差無いのですが、ヘフトの縦糸の赤や黒や青の色印はイスファハン特有の物ですのでもし上下の房部分に凡そ10cm前後間隔に色印が付いているのを見つければ誰でも簡単にまずイスファハン製絨毯と判断出来ます。更に縦糸がシルクで有れば100%とは言い切れませんが、まずはイスファハン製と考えられます。

*注意:イスファハン絨毯の縦糸の色印はすべてのイスファハン絨毯に有るのではありません

 

 

 

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フロムギャッベ

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