イラン映画<GABBEH>のチラシ

手織り絨毯

1996年のイラン映画<GABBEH>の映画館チラシが手元に有ります。
2000年の7月より今は無き文京区の三百人劇場で<パンと植木鉢>との2傑作同時公開と書いて有ります。
まさしくギャッベ絨毯のような綺麗なデザインのチラシです。

 

 

 

 

 

アフガニスタンを描いた<カンダハール>で有名なイランのモフセン・マフマルバフ監督の作品ですが、1990年代半ば迄のギャッベを織っている遊牧民の生活や絨毯の製作風景が良く判かる様です。
この映画館チラシは実は10年近く前になりますが、新宿に在るお得意様の店頭で販売応援をしていた時に新聞チラシに載せた(ギャッベ・キリム sale なる小さな宣伝広告を見てわざわざ目黒区の方よりお越し下さったお客様に頂いたもので自分自身ではネット動画で断片しか見た事が無い映画なのです。なかなか上映されることも無い上にネット配信やDVDのレンタルも無いので見てみたいと思いながら10年近くも経ってしまいました。新宿の(ギャッベ・キリム sale )の初日にみえてお話をするとこの映画<GABBEH>ギャッベの藍色に魅せられている御婦人でお孫さんの遊び場にも一枚購入したいと思いご来店下さったのですが、ご希望の品が無く数日後に店頭に取り揃える事をお約束してその日はご帰宅されました。数日後にもう一度御来店し用意した藍色の絨毯を御購入頂いた上にこのチラシを下さいました。本当に有難い事です。
先のような理由で仕方なくネット動画で映画の断片を垣間見ると遊牧民カシュガイの30年~40年前の生活やザクロス山脈の風景そしてギャッベの糸紡ぎ・花を摘んでの糸染め手織り・河原での絨毯の天日干し風景などを見ることが出来ました。
時が経ち遊牧民の定住化政策・ギャッベの商業化が進んだ現在ではギャッベの原点を知る貴重な映像かと思います。
ギャッベ好きの人にはたまらない映画ですね。

綺麗な映像ですので出来たら劇場で見たいと思っています。


お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました