第76回正倉院展

手織り絨毯

遣唐使時代に奈良はシルクロードを通じて少なからずペルシャと人や文物の交流が有ったようですが、正倉院の宝物にはペルシャなど西アジアの物や影響を受けた物が見受けられます。

第76回正倉院展(大人\2,000)が11月11日(月)迄奈良国立博物館にて開幕されましたが、まさしくペルシャ絨毯に良くある主題である樹木の下に佇む羊の楽園の図柄の羊木臈纈屏風の対の屏風である象木臈纈屏風、同じく西アジアの遊牧民起源の意匠である鹿草木夾纈屏風や絨毯の前世代の敷物・花氈(花模様のフェルト製)などが出品されている様です。時間の許す方は是非御覧下さい。

私の以前書いた手織り絨毯の話(2024年1月18日)の・正倉院宝物とペルシャの影響・も是非ご覧ください。

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お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ

*フエルトは中央アジアの遊牧民が絨毯と同じく発明したウール素材で外套や敷物・毛布と言った防寒品に利用されていました。遊牧民が駱駝や羊の毛を圧縮してシート状に固めたもので現在でも使われている技術です。

 

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