Kazak-コーカサス絨毯

手織り絨毯
kazak,around1900 180x120cm

アゼルバイジャン1920~   118×160㎝ 

上記の様な経糸ウールの古いコーカサス絨毯 アゼルバイジャン製の紹介です。上記の品は古い割にはパイルも良く残っております。使って居ない期間が長かった様です。

karabagh 1966 wool on-cotton 267×131㎝

 123×221㎝ アンティーク コーカサス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンティーク バクー 134×163㎝ ¥143,00

アンティーク アゼルバイジャン  96×157 ¥143,000

 

イラン歴                    1309年と言う年号が入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

150×198㎝ スマック織り

 

それこそアゼルバイジャン・バクーの絨毯博物館にでも行くことが出来ればカザック-コーカサス絨毯を見放題でしょうが、近年日本で見かける新品のコーカサス絨毯は世界の美術館にあるコーカサス絨毯などのリプロダクションばかり目立ちます。
*アゼルバイジャン絨毯博物館   https://ja.alegsaonline.com/art/7912

100年ほど前までに作られた経糸ウールの天然染料時代のコーカサス絨毯は皆欧米のコレクターの手に渡ってしまったのでしょうか?
時折アゼルバイジャン製のスマック織りキリムを見かけますが、最近はアゼルバイジャン製パイル絨毯はあまり作っていないのでしょうか?
首都バクーや南西のカラバフなどに手織り絨毯の専門学校が有るという情報もありますし、2010年にユネスコがアゼルバイジャン絨毯の独自性を認め無形文化遺産登録したので頑張って作ってそうなのですが?… です。
アフガニスタンやパキスタンのカザックリプロダクション絨毯もちゃんとした手織りで作られていてストーンウォッシュ仕上げをされて居り一寸見魅力的な品なのですが、やっぱりアゼルバイジャン製の本物を見かけないのは寂しいですね。(インド・チャイナのカザックスタイルも有ります。)
そもそもコーカサスとはカスピ海と黒海の間に位置する旧ソ連邦の地域ですが、現在では南側の3国が独立してアゼルバイジャン・ジョージア・アルメニアとなって居ります。コーカサス絨毯の産地は、コーカサス山脈周辺の北のダゲスタンクバ、南側のシルヴァンや西のカザック(カザフ)ゲンジェカラバフ、そしてアルメニアのロリ地方パンバクなどが有名です。1900年頃発刊されたブロックハウス社のエフロン百科事典にはカラバフのシュシャで多くの素晴らしい手織り絨毯を作り出されているとの記述が有ります。現在はこうしたコーカサス地域(旧ロシア)で1800~1920年にかけて作られていたコーカサス絨毯をコピーしたものをカザックKazakと一括りに称しています。勿論欧州のインポーターの要求に答えてパキスタンやアフガニスタンなどで製作しているのですが、コーカサス絨毯にとって紛らわしくなっている様です。
元々この地域はシルクロードのアジアからヨーロッパへの出口で有り、又ヨーロッパからアジアへの入り口と言う東西を結ぶ重要な地域でありました。旧ソ連邦に組み入れられる前、13世紀のモンゴル帝国や16世紀にはサファビー朝ペルシャに支配され、18世紀にはオスマン帝国やロシア帝国も食指を伸ばして来るようになります。1828年のロシアによるガジャール朝へのマンチャーイ不平等条約によりイランのアゼルバイジャン地域の北部がロシアへ併合され、ロシア領とイラン領の南北に二分されることになりました。このような歴史と地理を持つコーカサス絨毯ですが各地の様々な影響を受けて独特の意匠を持つようになりました。

1800年~1900年代初頭を中心としたコーカサス絨毯がロンドンのV&Aに所蔵されています。プレイヤーズ・星・ドラゴン・ボテ(ペイズリー)・動物文様・幾何学文様と言った様々なデザインのコーカサス絨毯を見ることが出来ます。
azerbaijan carpets – Search Results | V&A Explore the Collections (vam.ac.uk)

1800~ ガビスタン アゼルバイジャン

1800~ カザックかゲンジェ アゼルバイジャン

1850~ シルヴァンかクバ アゼルバイジャン

1810前後 アゼルバイジャン

1800~ シルヴァン アゼルバイジャン

1800~ シルヴァン アゼルバイジャン

1750~ アルメニアかタゲスタン

1650~1750 アルメニア

1800~ シルヴァン アゼルバイジャン

1800~カザック アゼルバイジャ

 

 

1800~ カザック アゼルバイジャン

 

1700~シルヴァン アゼルバイジャン

 

kazak 19th  250×122

kazak 19th 270×95㎝

 

 

*神戸・灘の酒造元白鶴酒造さんの白鶴美術館には絨毯館が有りアゼルバイジャンの絨毯も展示されています。

2019年春季展-新館-「コーカサスの絨毯」|白鶴美術館 (hakutsuru-museum.org)

 


お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ

*我々の使っているグレゴリオ暦(西暦)の2024年は月単位を端折って大まかにいうとイラン暦では1403年・ヒジュラ歴(イスラム歴)では1445年です。
*余談ですが、トルコやイランの不思議なほどの親日ぶりは有名ですが、アゼルバイジャンも相当の親日国で世界で日本人だけが、無料でビザを発給して貰えるとの事です。

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