ペルシャ絨毯? 半機械・半手織り  ~って何?

手織り絨毯

最近ペルシャ絨毯専門店や百貨店の絨毯売り場でもペルシャ絨毯のクムシルクのパターンを機械で織った機械織絨毯が好調に売れているとの事です。両端の縁カガリと上下の房を手で後付けして半機械・半手織りなる説明をしていますが、ザロチャラク・サイズ(80x120cm)で12万~22万円程の結構高額で販売されています。勿論ペルシャ絨毯ともシルク絨毯とも言えない絨毯なのですが、なんとなく本物のクムシルクのペルシャ絨毯の<素振り>をしています。年々イランの物価も上昇し織り手も少なくなってリアルクムシルクのザロチャラク(80x120cm)・~150万結びの高品質ですと現在販売価額は140~220万円程には成りますので売り難い・買い難い状況なので<素振り君>はココゾトばかりに進出しているようです。
クムシルクは素材にカスピ海沿岸の上質の正絹(本絹)を使いますが、<素振り君>バンブーシルクとかセルロースとか天然由来のビスコースとかシルクタッチとか色々名乗っていますが、レーヨンです。
何から何まで違います。実は肉筆画とコピー画程の違いが有ります。

コンピューター制御で絨毯を作れる時代ですし勿論お客さんも納得して購入しているので良いのですが、何となく残念な気持ちになりませんか? 大きなお世話だと素振り君に怒られますね。


お使いください!!手織り絨毯
フロムギャッベ

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