ペルシャ帝国(アフシャール朝~カジャール朝)の支配下ではありましたが、1748~1822に現在のアゼルバイジャンの南西部にカラバフ汗国(1748–1822)(Khanate of Karabagh) と言う半独立国が有りました。
カラバフ汗国の首都シュシャは1750年にアルメニア北部のロリパンバク出身のジャヴァンシル家が築いた山岳要塞都市で「コーカサスの小さなパリ」と呼ばれた文化の中心地でした。そんなシュシャで織られた絨毯が現在欧州市場で高い人気を誇ります。1822年にカラバフ汗国はロシア帝国に併合され消滅しますがシュシャ絨毯は帝国の需要に応えてその後も製造されます。

Shusha

ペルシャの実質的支配下で有りペルシャとコーカサス文化の融合地点で有ったシュシャ絨毯はデザインに置いてタブリーズやホラーサーンの影響が非常に顕著でコーカサスの力強さに優雅さを持ち込んだと言った様相です。
トルコ結びで良質の羊毛を使ってウールオンウールで細かく織られています。色はコチニールの赤とパステル色・紺が多く使われています。18世紀にはカラバフ汗国の、19世紀にはロシア帝国の将校・官僚など富裕層向けの大判ロングサイズ・ケッレが多いのも特徴です。

ミナハ二紋様の中央にコチニール染めの菱形メダリオンを持つShusha絨毯

ミナハ二紋様のシュシャkelleh
*シュシャ・カラバフの代表的デザインで有るミナ・ハ二(mina・khani)デザインも メインボーダーの花蔓文と共にペルシャの北東ホラサーン地方由来です。

Shusha Karabagh Caucasus 1900 wool on wool 320 x 186 cm

Shusha Karabagh1849 Wool on Wool 586 x 202

お使い下さい‼手織り絨毯
フロムギャッベ
