2023-11

手織り絨毯

1980年からタイムスリップしたカシュガイギャッベ

このように太い糸を使ってしっかりとパイルを叩き付けた丈夫で重たくグニュグニュとウール肉と織り手の魂が詰まっている昔ながらのカシュガイギャッベは近頃まず見ることが無くなりました。まるで1980年からタイムスリップして来たかのようです。 厚みは...
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お勧めのナチュラルベージュ・ナチュラルグレーのライオンギャッベ

今日のお勧めは 染色していない自然の羊の毛の色を活かして織られたライオンギャッベです。 茶系・グレー系・ベージュ系の自然の配色で飽きも来ないし水に濡らしても色落ちもしない使い勝手の良い一品です。ライオンや豹はかつてイランの山岳地帯に住んでい...
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ペルシャの歴史①アケメネス朝ペルシャ (紀元前550~330年) 

<ペルシャの歴史はとても古い>とか(手織り絨毯の話)ブログで書いているのでペルシャの歴史を少し勉強してみようかと思いましたが、ペルシャを含めてこの地続きの西アジアから中央アジアにかけての一帯はとても歴史も古く隣国との関わりも複雑で簡単には太...
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遊牧民のテントの中で使われていた古くてアーティスティックなキリム

1930年代の物が3枚と1950年代の物が3枚残っていました。イランのアゼルバイジャン地方で作られたアーティスティックなギリム(キリム)です。 テヘランのバザールの2階でペルシャ絨毯のシッパーをしていた古い知人から以前譲り受けた物なのですが...
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オーダーメイド・ギャッベ!!《ジャストのギャッベ》が見つからない方へ

長いことギャッベを探しているのに、どうしても、、、 好みのデザイン・希望通りのサイズの《ジャストのギャッベ》が見つからないという事が、結構あります。 そのような時お気に入りのデザインの画像を送って頂いてお見積りの上、製作日数を頂ければオーダ...
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ご覧下さい‼ ペルシャンギャッベ ナチュラルベース 約150×200㎝

来年で創業100年目のインテリア用品の卸売会社ですが、 祖師谷の手織絨毯直売所 フロムギャッベは お陰様でこの11月に”よちよち歩きでやっと一歳”を迎えることが出来ました。 皆様には大変お世話になりまして誠にありがとうございます。 ペルシャ...
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ペルシャ絨毯の織り子さん事情

ペルシャ絨毯の織り子さん(バーファンデ)事情を考えてみたいと思います。 現在ペルシャ絨毯は世界中から強い需要が有りますので沢山の絨毯が作られて輸出されていますが、手織り絨毯製作はとても時間の掛かる手仕事です。機械もAIも通用しない世界です。...
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優雅さと質実剛健さを併せ持つタブリーズの絨毯

タブリーズはイランの北西に位置する東アゼルバイジャン州の州都で古くよりシルクロードの東西の中継地点でかつてはイラン経済の中心地で有りました。 (人口160万人の高原都市ですが、標高は1350m有りますので東日本に例えると草津温泉より更に15...
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ロリバフト と呼ばれる一番高価で一番織りの細かいギャッベ

ペルシャ絨毯ギャッベは織りの密度・質を輸入業者によって色々な呼び方で現されています。 9結び/1㎠程度の粗い物から通常のギャッベ・ティックギャッベ→アマレ・ファインギャッベ・リーズバフト・カシュクリ・ロリバフトなどと色々に呼ばれています。そ...
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トライバルラグの代表 バローチ族の絨毯

バローチ族の絨毯を初めて見たのは1980年代後半でした。 1979年12月に開始された旧ソ連によるアフガニスタン侵攻後難民としてパキスタン側に逃れて来たバローチの人々が織った宝石の様な深いブルーが美しい絨毯でした。パキスタンの絨毯先生の一人...